私は、7年前の3月11日のあの日、次男出産直後でした。
丈夫な産院にいたので、いまいち現実の大変さを理解していなかったんです。それでも一応、非常食を用意したりしていました。
それで、満足していました。
それで、十分だと思っていました。
本当は、全く足りてません。全く十分ではありません。
では、なぜそれでも大丈夫だと思っていたのか。
それは
大地震なんて
津波なんて
洪水なんて
災害なんて
他人事だったから。
「次に来るのはここかもしれないもんね」なんて言いながら、どこかで
「この地域には、来ないだろうな」「万が一来てもうちは大丈夫だな」
と思っていたから。
心当たりありませんか?
でも、30年以内の発生率が1%未満だった熊本に起こった熊本大地震
(地震本部発表の30年以内に震度6強以上の地震の起こる確率を表した分布図)
そう考えると、東京直下だって、南海トラフだって、明日来るかもしれません。
今来るかもしれません。
といっても、だからと言って毎日毎日ビクビクして暮らすことはムリです。
だから、きちんと備えましょう。
大人も、こどもも、全ての人に「じぶん防災」「セルフ防災」を。
本気で考えてください。アナタは、いつまで他人事でいますか?
(地震本部発表の30年間に震度5弱以上の地震が起こる確率を表した分布図)